【ANIM.Team MM】壁の向こうの妻の嬌声1~愛する妻の肢体はもう、隣の旦那を忘れられない
吉岡寛人はある日、同じマンションの隣に住んでいる伊勢谷夫妻に食事に招待される。
普段はそれほど交流がない隣夫婦だったが、妻とは仲がいいようだった。
特に断る必要もないので、それに快く応じる寛人。
食事会は何事も無く、ごく普通に終わるはずだった。
――だが、彼らは自分達夫婦がいる前で、堂々といちゃつき出したのだ。
気まずい雰囲気の中、逃げるように自分の部屋へと戻る。
しかしそれ以降も、伊勢谷夫妻からの食事会への誘いは続くこととなる。
そしてその度に、夫婦の睦み合いを見せつけられる。
だが、そう何度も見せつけられると、寛人はそれが楽しみになってしまうのを否定できないでいた。
伊勢谷夫妻の行為はさらにエスカレートしていく。
さすがに何故こんなことをするのかと彼らに問うと、セックスがマンネリ化して、何か刺激的なことをしたいからと、妻の和花(のどか)に相談したことがきっかけだと言う。
つまり、妻も合わせて三人が計画して行なっていたことだったのだ。
でも、怒る気にはなれないのは、寛人自身が今回の件に少なからず期待をしていたからだろう。
寛人の了承を得たと判断した伊勢谷夫妻は、これからも協力してと頼まれる。
邪な期待が後押しをして、彼らに協力することになるのだが……