【同人音声/R15】[RJ01456911]先生は私のことが好き、なんですよね?

「自分で自分を認められず何が正しいのか分からないまま
薄暗い部屋で創作し続ける彼氏を差し入れついでに励ましに来る彼女」

のシチュエーションボイスが聴きたい。

そんな視聴者さんのご意見・アンケートをもとに制作した作品です。

未来が見えない。

でも作り続けるしかない。

それが自分が一番自分らしい生き方で、自分が唯一できることだから。

そんな想いで孤独に創作を続けているクリエーターさんを励ます音声です。

信念を持って創作に励む人の内面をかなり掘り下げています。

不安でありながらも「創作」を通じて自分の人生を切り開いていきたいと思う人の心に響くような作品に仕上げました。

一度でも「ものづくり」をしたことがある人には感じるものがあるのではないかと思います。

ASMR要素は

耳かき・耳舐め・ささやき・雨音・波音・電車音　などです。

本編のほかに、本編よりも深くぐっすり眠れる特典トラック1時間もありますので
聴き終えたら是非こちらもご利用ください。

「先生」

この世で唯一私のことをそう呼んでくれるたった一人の女性。

自分にはもったいないほど気立てもよく美人なのです。

ただ・・・

今の私は、何者でもない。

自分のやりたいことを延々と続けてはきましたが世間から認められるような「何か」をなにひとつ得られていないのです。

そんな自分が許せず筆を執る日々。

理澄(りず)さんに支えられることで私は生きているのでした。

彼女を守れるだけの力が欲しい。

守るという覚悟が欲しい。

土砂降りの雨の中、私は行きつけのマスターの店へ駆け込みました。

『店が汚れるだろ?』

そんな憎まれ口を叩かれることを覚悟しましたが、私を出迎えたのはまるで別の言葉。

「おひとり様ですね。どうぞ、奥の席へ」

箱庭のような狭い店に似つかわしくないほど小奇麗で立派な衣装。

何より【声】が澄んでいて私の荒んでいた心が洗われていくような気がしました。

年は、高校生…大学生ぐらいでしょうか?

いずれにせよ私のような半端者が声をかけていい存在ではないと思いました。

思った…のですが…。

気が付くと私はたどたどしい口調で彼女に声をかけたのです。

それが私と理澄さんとの始まりでした。