母親の再婚で主人公の義理の妹になった少女。
料理は壊滅的に下手。
幼少期に主人公と結婚の約束をしたことを覚えており、
家族になってしまったことを残念に思う自分と、
一緒に居られて嬉しい自分とで心の整理ができずに、
兄になった主人公に素直になれない。

「気持ち悪いので兄ぶるのはやめてください、兄さん」

お母さん系だだ甘世話焼き幼馴染おねえちゃん。
とにかく主人公のことが大好きで甘やかしてしまう。
家事は完璧だし、学園でも理想のお姉さまとして人気だが、
主人公にだけ接触過多で過保護なのが玉に瑕。

「大丈夫だよ。わたしはいつだって空良ちゃんの味方だよ」

お嬢様が想いを寄せている主人公を調査するために転校してきた無表情系メイド。
お嬢様を渡したくないので主人公を敵視しているが、
お嬢様の為と素行調査をしているうちに徐々に評価を改めていく。
メイド七つ道具なる秘密道具をいくつも隠し持っているらしい。

「勘違い禁止。お嬢様に相応しくないことを証明したいだけ」

真面目でツンツンした黒髪ロングの委員長。
星七の主人公へのべたべたを「不潔です！」と非難するが、
実はむっつりスケベなところがあり、自分と主人公で妄想をしてしまっていたりする。
テンプレ体質の主人公のことは、自分が監視しないとダメだと思っている。

「ふ、不潔です！　私はえ、えっちなことに興味なんてありません！」

テンプレ巻き込まれ体質な主人公。天文部の部長。
自由奔放な父親の再婚で義理の妹ができてしまったり、
二階の窓を伝って入ってくる世話焼きの幼馴染がいたり、
ツンデレ委員長に目を付けられて何かと絡まれたりとお約束な日々を過ごしている。
おかげでかなりの突っ込み体質に。

「今日何度目かわからんが言わせてもらうぞ。テンプレか！」

主人公・櫻井空良に一目ぼれしてしまった四菱財閥のお嬢様。
お兄さん、と主人公のことを慕ってくれるが、傍に居ることはできないので、
未依に頼んでつけてもらっている観察日記を読むのが毎日の楽しみ。

「あ、あの、おにいさん、えっと……、な、なんでも、ない……です」

主人公のクラスの担任で、天文部の顧問でもある。
面倒くさがりで隙あらば昼寝しようとするぐーたら系の教師だが、
昔は天才少女と呼ばれていて、寝なければ超がつくほどに優秀。
生徒の間では親しみやすさから評判はよく、
年の割に童顔なのと、名前の「ルリ」をかけてロリ先生と呼ばれている。
本人に聞かれると怒られるが。

「ロリじゃない、ルリだ！　人を虚仮にするなら童貞を卒業してからにしろ」

主人公空良の親友というか悪友というか。
女子の情報収集に命を懸けているところがあり、
転校生の情報などはいち早くキャッチして主人公にも教えてくれる。
変人だという評判が立ってしまっているためモテてはいないが、
実は気配りのできて空気も読めるイイ男。

「なんでお前ばっかり良い思いするんだ。代わってくれ！」

自称天使の羽の生えたハムスターのような謎の生き物。寿命は不明。
地球に来て最初に衝突した空良に
暫時性誘慣連鎖（TMPL：Temporary Magnetic Pattern Linkage、通称テンプレ）
を移したおかげで、安穏とした日々を過ごしている。
主人公の空良にだけ、しゃべる声が聞こえる。

「ごる？　ごるごる（吾輩か？　いつも言っているが、お前の守護天使だ）」

日名森学園の現生徒会長。
真面目に委員長業務をこなしている凜音のことを目にかけている。
普段は真面目で有能な生徒会長だが、お茶目なところもあり、
話がわかる会長として学生からの評判も良い。

「ねえ藤宮さん。生徒会、手伝ってみない？」

とある切っ掛けで天文部と知りあうことになる学園生。
ちょっと引っ込み思案なところはあるが、真面目で責任感がある。
一度決めたことはやり遂げたいと思っている。

「あの……わたし、ちゃんと考えて決めました！」